高気密高断熱住宅の打合せ

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は一日中事務所から出ることもなく業務を・・・
午前中は気密断熱に詳しい建材メーカー担当者が来社、ホットな情報を含め今後の住宅業界の展望も含めて約90分、ウダウダと、、、(^^;
やはり会話の中心はウッドショック・コロナ禍に対するものでした。
また、河野大臣のタスクフォース以降、建築基準法に省エネ基準を設けることに対して、いよいよ2025年に始まるとの決定も先日国交省で下されたということもお聞きできました。
おそらく省エネ基準が設けられても大して高い基準ではないと思われますが無いより有る方がましに決まってますから!
また今年度の地域型グリーン化事業についても確認できてよかったです。

午後は、換気システムとエアコンについて製品を提供していただいているマーベックス社の担当者が来訪、現在主としてダイキンのエアコンを使っていますが、三菱電機のエアコンを導入するかどうかということも議論しました。
ダイキンのエアコンは温度感知センサーが本体とワイヤードリモコンの両方で感知するらしく両方の温度の平均値へ室温を導くような設計をされているみたいです。今まで既に床下エアコンは10台ほど導入しましたが、ほぼ計画通りに運転できていましたが1件だけ室内の温度が上がらず今年の冬は少し寒さを感じたと仰ったのでその現象の源を調べていただきました。それはどうもエアコン本体の被覆方法に誤りがあったようで吹き出す温風が室内に漏れてこないように断熱材で覆って床下に送風しています。しかし断熱材でセンサーが囲われてしまうことで暖房熱がショートサーキットを起こしていたようです。だからすぐにエアコンが停止状態になる、しかし室温は快適な温度に達していない状態、これでは寒いと感じますからね。対策としてエアコン本体を覆う部材もマーベックス社で開発されているようです。次の現場からは採用しようと思っており、具体的な寸法図をお出ししていただくように依頼しました。
また三菱電機製のエアコンは温度センサーをリモコン側のみとすることができるので上記のダイキンエアコンのような現象は起きませんが、室温が設定温度になるまで時間がかかる場合に暴走したような運転をすることがあり、故障の原因を作ってしまいそうなのでお勧めできないとのことです。さらにメーカーさんのサービス訪問も床下エアコンに対しては断られるとのこと。
他社で使っておられるところも多いのですが、万一の時にサービス対応してくれなくてはいけませんのでメーカー側が推奨しない使い方も考え物ですね。しばらくはダイキン製を従来通り使っていく予定です。

さて、その後はこれからkino-izmの住まいを建築してくださるご夫婦にご来店いただき、資金計画やプランに対するヒアリングなどを行いました。
いろいろとご要望をお聞きしましたがこの住まいでも新しいことにチャレンジが出来そうです。
こういう家づくりって施主様だけでなくて私も楽しいですから、、、
ご希望のリストに乾太くんやスロップシンクと書かれてました。
乾太くんは今現在施工中のものを含めて4件の実績があります。気密性能が高いので排気と給気についてもしっかりと計画しておく必要があります。これらを知らないまま取り付けてしまうと後で後悔しますからね。。。注意が必要です。

乾太くんの話題が出たので昨年の施工例を掲載しておきます。
天井高や乾太くんの架台、選択パンのサイズなど、ぴったりと収まりました。
IMG_5175_800.jpg

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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