国を上回る省エネ基準

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☁☂
今日は定休日、午前中、天理市・Mo様邸の完了検査があったので立ち会いましたが、その後は久しぶりに休ませていただきました。
近畿も梅雨入りが発表されましたね。
湿度が高い時には窓を開けてはいけないことは頭の中ではわかっていても、試してみたくなるのもこの季節です。
で、自宅2階のリビング窓を全開、、、確かに風が入ってきますが、着ているシャツが肌に纏わりつくような感じがします。
さらにソファに腰かけていても座面がシットリ、これすべて湿度が高いからなんですよね!
で、今年初めてエアコンのスイッチON(GWに隅々まで掃除はしたのできれいなはず)、、、するとものの5分でサラサラ快適、やはり高気密高断熱の住まいではエアコン稼働で簡単に快適空間になります。
断熱気密は大切ですよ!

で、すごい情報が入ってきました。
鳥取県が国の定める省エネ基準を上回る基準を定め、クリアした住宅には認定をして補助金を出すということらしい。
「高い省エネ性能を持つ住宅を普及させることで、県民の健康維持・増進とCO2の削減を図ることを目的とする」と記されていました。
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もう国になんか任せてられないから自分たちで県民の健康は守っていこうと宣言したようなものです。
基準を決めるにあたって民間団体HEAT20の基準を参考にしたようですが、一番下をご覧ください。
如何に日本が欧米諸国の基準にくらべて低い基準を定めているかということを。
定められた基準は3ランクあり、一番低いものでも国の基準より30%も冷暖房費を削減できます。
しかも気密性能の基準も定められていますね。大切なことだとわかっているからこそこのような基準が定められたのでしょう。
この表をみていてわかったことは、ZEH住宅がいかにレベルの低い住宅か、ということです。
巷ではZEH、ZEHと大々的にPRする工務店やハウスメーカーもたくさんあります。
でもね、大したことない!と思ってください。
ZEHなんて設備に費用をチョッとかければ簡単ですから!
ちなみにKino-izmの住まいの性能は上の表ではT-G2をクリア、今春からアップデートしておりHEAT20・G2グレードをクリアするところまで高くなってきました。

家を建てて、家族が長期に渡って健康に暮らせてこそ家を建てた価値があると思うのです。
他県もこのような取り組みを真似て性能の高い住まいが当たり前の時代になり、それが日本のベンチマークとなるように願っています。
そのためにも、Kino-izmだけの力では僅かですが1棟でも性能の高い確かな住まいを提供していかなくてはならないと感じました。

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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