全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は以前より興味を持っていた換気システムのメーカーの専務さんのお宅を訪問し、製品についての詳しい説明をお聞きしました。
専務さん宅に到着したのが午前10時、この時点で日陰に設置してあった温度計は34.3℃を示してました。
「どうぞ中にお入りください」とご案内されて玄関ドアを開け一歩中に入るとそこは別世界(ちょっと大袈裟か?)
入った時は涼しくて爽やか、冷たい風が家の中を動いているのではなく、逆に何も動いていない感じ。要所要所に温度計が設置してありましたがほとんど26℃程度という快適な室温。
細かいシステムの内容はここでは省略しますが、換気システムの性能をシッカリと発揮させる設計を行い、エアコン(14帖用)1台で約40坪ある一戸建ての家全体をコントロールしていました。
床下が見れるように点検口を強化ガラスでつくられました。
小屋裏の温度も26℃以上になるとセンサーが感知し、専用のダクトファンを運転します。
こうして小屋裏の熱気を床下に下げ、室内の気流を小屋裏に入れ温度差を無くしています。
このようにすることのメリットは小屋裏の温度が上昇することで天井材が熱を持ち、輻射熱で室内の温度が上昇することを抑制しています。
夏も冬も年中なのです。
冬場はTVの下部に設置したエアコンの吹き出し口を床下に向けることで床下を温めやんわりと床を温めてくれるそうです。
まるで床暖房、本当の床暖房は暑くなりすぎるのとイニシャルコストが高く私は反対なのですが、このシステムであれば導入してもイイと思いました。
ただ、床下の結露やカビに対するリスクは建築後数年は伴うとのことです。
この部分を完璧に防ぐことが出来れば良いのですが、、、
吸気フィルターもわざわざ脚立に上らないとメンテナンスできないところではなくて簡単に取り外しができるように設計されていました。
フィルターの内側はpm2.5も除去できるそうです。
専務さんは非常に人当たりが良く勉強熱心で私たちのような業者でもご自身の住まいを快く見せて下さり、更には現在実験棟も建設されているそうです。
完成したら見学に行きたいと伝えておきました。
ん~、楽しみです。
イニシャルコストは高くなります、しかしその差額分はあっという間に元がとれると思います。何しろ快適なので病気にもなりにくいでしょう、というと医療費もかからなくなること間違いありません。
近々、実験的にKino-izmのオーナー様の協力の下、導入しようと考えています。
それほど先ではないと思います。
さて、明日は、大和郡山市・Tn様邸で完成内覧会を開催致します。
私の都合で明日は3組のご家族にご覧頂く予定です。
3組の皆様、どうぞよろしくお願い致します。
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