防蟻はホウ酸です。

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☁
来週上棟予定のAa様邸の構造材が工場から材木屋さんの倉庫に入りました。
ということで今日はいつもお世話になっている材木屋さんの作業場をお借りして、防蟻作業を行いました。

一般的に防蟻というと上棟が終わってから防蟻業者が現場に来て、マスクやゴーグルを被り、全身防水のカッパ等を着用して床下に潜ります。
人体に強い影響が有るのでこうして作業しないと防蟻の職人さんは毎日キツイ薬剤を体内に吸い込むことになり、身体を悪くしてしまいます。
さらに噴霧した防蟻薬剤は揮発性なのでその住まいで暮らす人にも少なかれ影響が出る場合もあります。
とくにアレルギー体質の人や気管の弱い人が最も注意が必要です。
Kino-izmでもこのことを良く知らなくて、防蟻の薬剤はこれしかないと思い、当初は使っていました。
しかし色々と勉強すると「これではいけない!」って思うようになり、色々と探している間に現在採用していますホウ酸による防蟻を行うようになりました。
ホウ酸は水溶性で作業の際には希釈して噴霧します。しかし48時間以上経過すると噴霧部分の木部が雨にさらされても少々のことでは流れ落ちることが有りません。しかも揮発性が無いので半永久的に効果が有ると言われています。
Kino-izmで採用しているホウ酸系薬剤は米国で作られたものですが、32年前に実験を開始した建築物でもまだ初期の防蟻性能を維持しているとのことです。まだまだ実験は続いているらしいです。。。
人体に影響が無く、半永久的に効果が続くとすれば、採用しない理由がありません!
ということでその作業風景(^^)v

構造材はドバーッと噴霧して、ゴロゴロ転がしてまたドバーッと噴霧すること4面
housan181004-1.jpg

床合板は1枚づつ噴霧しては裏返し、また噴霧して×枚数分、結構体力が要ります(^^;housan181004-2.jpg

こうして全ての木材の処理を行い、上棟前に現場に搬入します。

以上、ホウ酸による防蟻作業風景でした・
おしまい。。。。。

ほな、また、、、
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