全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☂
台風20号がやってきます。
皆さん十分にご注意ください。
現場も台風対策、防塵ネットを足場に巻き付けました。これで大丈夫だと思います。
外壁も張り出しましたヨ!
内部ではフローリングを・・・此方の住まいではパイン無垢を選びました。
さて、明日は気密測定を行います。
気密測定とは、、、建物の隅々までどれくらいの隙間が有るかを測定することなのですが、何故気密測定って必要なのでしょうか?
それはね、、、
例え断熱性能を高くしても隙間が有るとそこから内気・外気が出入りします。
そうすると、折角の空調が思うようにコントロール出来なくなり、結果的に夏場思ったほどエアコンが効かなかったり、冬場も折角温めても温もって軽くなった空気が少しづつ天井裏から外へ逃げて行ってしまいます。
これらの現象は家の隅々の隠れたところで結露を発生させ、知らない間に建物を蝕んでしまいます。さらに結露を原因としたカビが発生しダニの温床ともなって行くのです。
そうしてアレルギー疾患を促す原因にもなります。
時々、高気密はダメ、中気密が良いというとんでもなく気密&断熱の事を知らない工務店があります。
そういった工務店ほど、天然素材で調湿と謳っています。
天然素材でどれだけの調湿が出来るでしょうか?
気密性能が中途半端だと、家中隅々まで計画換気が成り立ちません、すなわち隅々で空気の澱む箇所が出来るわけです。
そこに集中して水蒸気を多く含んだ空気が滞留するとたとえ自然素材が相手でも調湿という域を超えて表面に結露がベッタリと発生する、あるいは壁体内で結露が発生する事は間違いありません。
その結果、躯体を蝕んで行くことになるのです。
知らないって本当に危険です、またこういう工務店で如何にも正しいような誤った情報を聞かれると一般の素人さんは信用してしまうのでしょう。
恐ろしい事です。
やはり、自分自身でシッカリと勉強し、何十年も住み続ける(使い続ける)家を託そうとする工務店を選ばなくてはいけません。
気密&断熱がシッカリと整えた上でこそ天然素材が活かされると思います。
Kino-izmでは全棟気密測定を行っており、概ねC値0.5以下を施工基準としています。
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