最低限必要な性能って?!

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
先日より降り続いた豪雨が日本各地に甚大な被害を残しました。
観測史上初という言葉を何度も耳にし、テレビに映し出される状況には絶句し胸が痛みます。
また所々で震度4、5といった地震が頻繁に起こっています。
今までにこのような事があったでしょうか?
これからの世の中、想定外な事が起こりうる状態だという事をシッカリと考え、万一の時の為の対策をしておかなくてはなりません。
世界では地球温暖化を煩く言われていますが日本人にはまだまだ考えが甘く他人事のようですが、自分が住む家がいざという時、如何に命を守ってくれるのか?
それはその家の性能以外に他ならないのです。
何を行うにも経験値だけで「大丈夫」「これでいいだろう」というような安易な判断をしているようでは命にかかわる事になるかもしれません。
地元でも耐震等級は2で十分だという業者もまだまだ多いです。耐震等級1で建築している業者は論外でしょう。
耐震性能は最高等級「3」がスタンダードとなるべきですし、断熱性能もいよいよ2020年に建築基準法上で最低基準が決められる予定ですがその最低基準をギリギリクリアするのではなく、さらに高い基準を設けるべきだと思います。欲を言えば気密性能に対しても一定基準を設けてその基準を下回るようであれば検査に合格させないというくらい厳しくするべきだと思う。
でも現実問題、そこまで基準を上げてしまうと全国的にたくさんの業者が倒産に追いやられるということで国交省もあまり厳しい基準を設けていないのが実情です。
ということになれば、住む人がしっかりと勉強し、法基準をクリアしていればそれで良いのではなく、命を守るために必要な基準で建築する知識と技術のある工務店を見つける事がご自身の命をも守ることにつながるのだと明確に思います。
皆さん、もっと勉強しましょう!!!

さて。木津川市・Tb様邸、
今日は基礎配筋工事(鉄筋を網の目に組み上げて行く作業)を行いました。
炎天下、日蔭もない所で丸一日、3名の職人たちが汗まみれになりながらよく頑張ってくれました。
L1270999_600.jpg

こちらの現場でも耐震等級3をクリアするために基礎構造もシッカリと検討し、必要なところでは地中梁を入れています。
その他、人通口(基礎の壁が無いところ)の補強筋もそうです。
L1280026_600.jpg

通常、耐震等級3と言っても基礎設計まで行わない所も多いと聞きます。
そりゃ本物の耐震等級3と違う、アカンやろ!

明日は、ハウスプラス住宅保証による配筋検査を受けます。

ほな、また、、、
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