「モノ」より「コト」を

| コメント(0)

全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
地元でも桜の花がチラホラと咲いてきているようですが、まだまだ寒いですね。
今日はKino-izmのオーナー様宅に洗面所の床下点検口がきしむということでお邪魔しましたが、家中無暖房、でも十分暖かかったです。
一方、近所の高断熱と謳っている住宅はエアコンの室外機がフル稼働していました(^^;;
たぶん高断熱でもナンチャッテ高断熱っていう家なんでしょう。

最近、偶然なのか、ネットや雑誌で『モノよりコトを・・・』というキーワードを目にします。
これはそのモノを手に入れるのが目的ではなくそのモノでどのようなコトを体験(経験)したいのかを問うことだそうです。
これを住宅に置き換えてみますと・・・
モノというのはデザインの良い家、広々としたリビング、高性能な設備など、例を上げればキリが無いくらいあります。
果たして、そのモノを30年や35年という住宅ローンを組み生涯で一番高額な買い物を手に入れて正解なのかどうなのか・・・。
家族の会話が減った
家事の負担が増えた
整理整頓が出来ない
何をするにも億劫だ
というような結果を招き何のために家を建てたのか・・・後悔する事も多いようです。

では、コトを主体に考えてみるとどうでしょう?
家族団欒の時間が増えた
家事が楽しくなった
快適に暮らせる
などの良い結果が出ているようです。

私はいつも、プランニングの際に出来る限りレポート用紙のようなものに希望・理想を書き出して頂くようにしています。
リビングや部屋の広さももちろん大切ですが、そこで何をするかによって間取りも違ってくると思います。
たくさんレポートを書くことで、なんとなくでも間取りのイメージも出て来るものでその時点をスタートとしてプランニングを検討するようにしています。
なかなか自分たちの希望・要望を伝えることは難しいので、一度のプランニングで理想のプランに出逢うことも少ないです。
でも回を重ねることで、毎回毎回、僅かながらでも理想に近づいていくものだし、その過程で気付いていなかなかったことに気付いたり新たな気付きがあったりして想像以上のものを手に入れることも有るのです。

生涯で一度か二度と言われる家づくりです。
簡単に買い替えることも出来ません、だから後悔はして欲しくありません。
いつまでも笑顔の絶えない明るい家庭で居て欲しいですから。。。
だから、出来る限りプランニングには時間を掛けることをお勧めします。

写真は、橿原市・Ns様邸の階段掛けの様子。
こちらの住まいの階段は一般のものより約20センチも幅が広くユッタリしています。
L1150607_600.jpg

ほな、また、、、
人気ブログランキングへ

コメントする

〈 前の記事トップページ次の記事 〉

カテゴリ

バックナンバー

奈良の外断熱注文住宅 有限会社キノハウジング このページ先頭へ