気密断熱って・・・

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは、
今日は盛りだくさんですよ!

大改造リノベーション・Se様邸
今日は2階の床組みと小屋組み、補強などを行いました。
どちらかというと東西に細長い住居は南北方向の傾きが顕著にみられます。
また、小屋組をチェックしていても小屋束と梁との結合部分に相当の隙間が見られるため、所々で引込ボルトを使用したり、耐震補強用の金物を使用して構造体の補強に努めています。
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1階屋根と2階壁の取り合い部分には、結構大きな隙間が見られます。
特に次の写真の赤丸で示したような例は増築部分と思われるので仕方がないと言う工務店が大半だと思う。
おそらくこの隙間から壁体内に外気が流入したり、室内の空気が流失して自然に換気(?)されていたようで、どの季節でも空調機器をフル回転させていたのではないでしょうか。
ここまではっきりと隙間を見ることが出来るのも珍しいかも知れませんが、どこの住まいでも気密に神経を使っていない、或いはそのような知識が無い工務店で施工するとこのようになることがあります。
壁体内にはいつも外気や内気が流入してぶつかり合い、結露が生じ、断熱材が機能しなくなり、カビが発生し、ダニが湧く⇒敏感な人はアレルギー反応を起こすことでしょう。
当然、計画的な換気を行おうとしても出来るはずがありません。
現在でもこのような住まいを建てている工務店も有るということもお解りいただきたいです。
如何に気密・断熱が大切か?ってことをもっともっと解って欲しいと思います。
L1080922-1_600.jpg

次の写真をご覧ください。
天井裏の状況です。
これって断熱材を敷いたと言えるのでしょうか???
この写真の所は2期工事で行う洋室部分の天井裏なのですが、こちらの断熱材も殆ど機能していません。
暑くて寒いはずなのです。
L1080918-1_600.jpg

来週撤去する瓦の下地確認の為に屋根の上にも上りました。
瓦のずれは無数にあり、差替えていたり、鉄板で補修していたり、、、
雨漏りしていなかったのが不思議なほど、劣化、傷んでました。
こういった状況を見ることはそんなにたくさんありません。
ほんとうに良い勉強になります!
L1080929-1_600.jpg

明日は構造の補強、そしてサッシ交換の下準備を進めて行きます。

さて、、、大和の家vol.8-Ne様邸は、
今日はキッチンの取付工事
明日から、内装工事に取り掛かります。。。
L1080913-1_600.jpg

そしてもう1現場、外断熱第一号・Shi様邸
外構工事が進んでいます。
昨日、カーポートのコンクリートを打設、門塀も形になってきました。
あとはカラーモルタルで色付けと仕上げ、そして土間タイル、門扉取付で完了ですね!
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ま、今日はこの辺で・・・

ほな、また、、、
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