気密測定

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは!
昨日は祝日、現場も止まるし水曜日だし、、、ブログもお休みしました。
楽しみにされているファンの方、スミマセンm(_ _)m

さて、今日は朝一番8時前に、ゼロ・エネルギー化推進事業採択の住まい、Ta様邸の現場に入りました。
その理由は・・・気密測定の立会いの為でした。
先ず最初に、窓に測定器を設置し、気密シートで窓の隙間を塞ぎます。
測定するには気密測定士という資格を保持する者が行います。
Kino-izmの場合は、外断熱・高断熱・高気密について手ほどきを受けたピコイ・小野寺さん(ピンクのタオルを頭に巻いている)、
彼は本当に断熱・防水・防蟻のことを良く知っています。
生まれ育った岩手県で高性能な住まいを沢山見て勉強してきたからでしょう。
島津のおとっつぁん、しゅうへいクンも「ほほぅ~」と感心してました(^^)
L1080467-1_600.jpg
その後、測定器を作動させると、ファンが廻り出し、外部へ空気を放出します。
建物に隙間があると、そこから空気が入ってくるのですが、隙間が無い場合は建物内部は負圧となります。
こうして外部と内部の気圧差を計算し、気密測定を行います。
結果は・・・
c_test150212_600.jpg
相当隙間面積=0.6cm2/m2、
これはどれほどすごい事かと申しますと、、、

外部と接する建物全体(屋根・壁・床)の面積157.98m2に対して、何と9.2cm2(はがき一枚以下)しか隙間が無いということです。
次のランキング(大手ハウスメーカーの公表値)をご覧ください。
QC_rancking.jpg
しかも大半のメーカーは気密測定は実測しておりません。
恐らく地元奈良県では10社も無いかも知れません。

C値が良いと、室温コントロールや換気計画の精度が向上します。
快適な住まいとなるのです。
時々、同業者や建築家で「高気密だと息苦しくなる」と理由も説明できずに可笑しなことを言う人もいます。
専門家でも勉強不足の人が沢山いることには大変残念でなりません。
小野寺さんが「如何に丁寧に良い仕事をしているかの裏付けです」と!
「やっぱりワシが丁寧に仕事してるからやなー」と島津のおとっつぁん(^^;;
これだけ性能の高い計測値が出たのも、現場で丁寧に仕事をしてくれている島津のおとっつぁんやしゅうへいクン達のおかげです。
有り難う、感謝、感謝、感謝(^^)v

追伸、こちらの住まいのQ値は計算値で1.73でした。
Q値についてはまた後日・・・・・

ほな、また、、、
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