週末は構造見学会

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今日もいきなり、現場日記
大和の家vol.6-Ma様邸
今日は防水工事、こちらの住まいは約6帖~7帖の広いバルコニーがあり、玄関屋根もフラットルーフで両方ともFRP防水にて仕上げます。
昨日はバルコニーを、そして今日は玄関屋根を工事
L1070138-1_600.jpg
写真はFRPの防水層を施工し、表面を研磨して均一にした上でトップの塗装をしているところです。
乾燥中、手待ち時間に、少しでも性能のよいものを創りたいと考えている私にとっては絶好の機会だと思ったので色々と尋ねてみた。
職人の立場からすると、工務店それぞれらしいですが、Kino-izmの防水の方法はほぼ一般的とのことです。
話は防水層の立上り寸法にまで言及しました。
時々、ベランダの手摺壁の立上り全部に防水をされる工務店が有るが、結果的に木材の水分が表面に現れると防水層がだめになるようです。
その結果、かえって防水層の下に雨水が廻り込みやすく雨漏りの原因になりやすいとのことです。
ですので一見「うちの工務店はここまでやってますよ!」と訴えているように見られがちですが、知識不足で大変恥ずかしい事だそうです。
私自身も恥ずかしい話ですが、そこまで知りませんでした。
なんでもコストを掛ければ良いっていうものではないということですね。
そういえば、以前に遮熱シートというものを外壁や屋根の下地に張っている現場も見たことが有りますが、あれも遮熱シートだけでは何の効果も有りません。
結果、逆に熱を通してしまうという実験データも有ります。
遮熱シートは断熱材とセットで施工してようやくその性能を発揮するというものです。
「遮熱するから断熱材は不要」=これはとんでもない間違いです。
地元でもこのような施工をしている工務店が有りますが、情けないことですねー!
知らないということは本当に恥ずかしい事だし、そんなものをユーザーに勧めてしまうと、そのユーザーが気の毒ということになります。
我々、もっと勉強しないといけませんが、これから家づくりをされる人たちもしっかりと勉強することが肝心ですね!

さて、、、
下の写真は、Kino-izmの現場を取り仕切ってくれています島津棟梁
L1070139_600.jpg
なにやら図面に書き込んで考えてました。

さて、、、
週末の8月3日(日)
午前10時~午後4時まで、
橿原市醍醐町で、大和の家vol.5-Ud様邸の構造見学会を開催致します。
外壁面に硬質ウレタン、壁体内に高性能グラスウールを充填済みですので、灼熱の太陽が照りつける日であれば、断熱性能の良さを体感してもらえることでしょう。。。
興味がちょっとでもある方、時間が有る方は是非、お越し下さいませ。
予約は不要です。
場所はホームページに掲載しています。
解りにくい方はお問い合わせくださいませ。

ほな、また、、、
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