気密測定と構造見学会初日

| コメント(0)

全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
寒い寒い中、構造見学会を行いました。
朝9時半から最初のご来場はMh様、Kino-izmで家づくりを進めており今日は初めて工事中の住まいを見学していただきました。
見学途中で、気密測定の準備が整ったのでお立会いしていただき、測定の様子もご覧頂きました。測定の様子なんて見る機会も滅多にないし、超ラッキーですよ!
IMG_2098-01-2_600.jpg

最近では気密測定を行う工務店も少し増えてきました。
しかし、ほとんどの工務店は測定に立ち会わせるという公開をしていません。

それは何故かと言うと、公表している数値と実測値が、かけ離れていると高気密住宅の言い訳がつかないので、、、しかも改善できなければそこで信用失墜だからです。

でもね、Kino-izmは違います!
もしか最初に想定外の低い数値が出たとしても改善する策があるので隠すことは一切しません。
しかし少しだけ今回は不安があったのです。
それは、初めて採用した基礎パッキンが、どの程度の気密性能を保持できるのか?というところ。

その基礎パッキンは城東テクノから発売された基礎断熱に適した新商品「シロアリ返し付き断熱気密パッキン」、名前が長いね~
黒い部材がソレなのですが、幅が広いでしょっ!
断熱材の厚みよりも20ミリ以上段差を付けることで蟻返しを確保することが出来る防蟻には優れた商品なのです。
L1370884_600.jpg
これを採用した最初の住まいなので気密性能に適しているか?「気密パッキン」とはいうものの少し心配だったのです。
でもその心配も測定が始まるとすぐに無くなりました。

担当した測定士も断熱工事の責任者も「これはいい数値が期待できそうです」と口にしました。
測定の結果は1回目の測定で簡単に0.3cm2/m2、厳密にいうと0.25cm2/m2
総相当隙間面積は38cm2
この数値の凄さ、お判りになるでしょうか?

何と、家全体で外部に面する壁・屋根・基礎部分すべての面積の中で約6センチ四方の隙間しかないということなのです。6センチ四方と言うと名刺の3分の2くらい。

いつも訴えていますが、隙間が少ないという事は換気計画がシッカリと成立するので家中の臭いや埃で汚れた空気を計画的に入れ替えることが出来るということなのです。
もちろん空調も計画的に運転できるので、家の中のどの場所も少ない温度差で快適に暮らすことが出来、体調を崩すことも少なくなるのではないでしょうか!
気密って大切ですから。。。。。

さて、構造見学会には4組のご家族(1組は明日に変更)が来場して下さいました。
それぞれ様々な家づくりがあります。
熱心に断熱や構造、保証まで細かくお尋ねされるご家族も居られ、その熱心さに惹かれました。
全てのご家族の方に良い家づくりが出来ますように願っています。

明日も、4組のご来場予定です。
ご来場されるご家族の皆様、宜しくお願い致します。

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

人気ブログランキングへ

コメントする

〈 前の記事トップページ次の記事 〉

カテゴリ

バックナンバー

奈良の外断熱注文住宅 有限会社キノハウジング このページ先頭へ