楽に暮らせる住まいを!

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆熱
今日は今年一番の暑さ?だったのではないでしょうか!
幸い、私は一日打合せ三昧で事務所から一歩も出ず、、、ってことでそれほど汗は掻かなかったですヨ。。。
皆さんの住まいは如何ですか?
私の近所でも既にエアコンで冷房されているところもあるようです。
これから断熱&気密性能の高い住まいは、より一層その実力を発揮出来る絶好の季節となって行きます。

さて、温熱環境の第一人者である松尾設計代表・松尾先生が大手ハウスメーカーの断熱気密性能を一覧表にし、公開されています。
d_k_t_180530.jpg
表を見てみるとC値を実測していないメーカーが多いことが読みとれます。さらに窓結露はほとんどのメーカーで有り。しかもこのスペックでこの値段!
ちなみに、、、Kino-izmの施工実績の平均スペックは
「UA値・0.43、C値・0.3、概算Q値・1.43」となり、実質的な熱損失は1.46、耐震等級は3、窓結露は有りません!

表の中で出てくるUA値、これは現行省エネ基準で断熱性を表す指標(外皮平均熱貫流率・数値が小さいほど優れている)を数値で表しています。
一般のメーカーや建売住宅会社が次世代省エネ基準という19年前の基準を使って如何にも自社の性能が良いと錯覚するような表記をしていますが奈良県周辺(山間部を除く平坦地)ではその基準によると0.87という低い数値です。
そして国が推進するZEH住宅の最低基準は0.6とされていて、各メーカーZEH対応の為、ある程度性能を上げてきているようです(ギリギリのところが多いですね)。
そのような中で、きちんと「夏は暑くなく、冬は寒くない」住まいにするためには奈良県周辺(山間部を除く平坦地)では0.4前後が必要と温熱環境に詳しい専門家の中では提案しています。
ちなみにKino-izmの施工実績平均値は0.43です。
また、気密性能を表すC値(小さいほど優れています、現場ごとに実測しないと解りません)は1.0未満でないと換気システムが計画したように機能しません。
そうすると室内の汚れた空気がうまく排出されず、湿気も排出されにくくなります。
その結果、カビが発生しダニが生息しやすくなるのです。アレルギーや喘息の原因ともなり、小さなお子様やお年寄りの方が居られる住まいでは要注意です!
こういった内容を踏まえますと、大半の大手ハウスメーカーの建物は「性能面では物足りない」ということが良く解って頂けると思います。
Kino-izmのC値の実測値は0.3です。
もちろん、住まいは断熱・気密の性能だけで優劣を付けるものではないし、それぞれ建てる人の目的にあった家づくりが必要なことは当然のことでありますが、何よりも最初に、住まいの躯体性能(完成すると見えない部分)はシッカリと確保した上で検討しないといけないと思います。
それが出来てこそ、住んでみて
「朝起きる時に身体が楽だ」
「暑さ寒さをあまり感じなくなり家中動きやすくなった」
「家事がしやすい」
「家族が体調を崩すことが少なくなった=健康になった」
などが実感できる家づくりに繋がって行くのだろうと思います。

写真は、今日の現場
キッチンの据付工事が完了
IMG_5172_600.jpg

ほな、また、、、
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