いつも貪欲でありたい

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は風も冷たくて肌寒さを感じる一日でした。

昨日、ふと考えていて住まいの性能のことに目が行きました。
住宅業界の昨今、来る2020年にはようやく建築基準法で省エネ性能基準が義務化されます。
このようにいえば耐震性だけじゃなくて省エネにもハードルが出来たように思えるのですが、なんとこれはヘッポコな基準で、定めても仕方が無いと思うほど低レベルな基準なのです。
平成11年に次世代省エネ基準というのが制定され、既に19年経過しており、世界中でも日本ほど省エネ性能の低い国は無いのでは・・・と思うくらい性能も、そして携わる人たちの意識レベルも非常に低いです。
こんな基準で、はたして住まいが快適になるのでしょうか、光熱費が少なくなるような住まいになるのでしょうか?
私には何故こんな基準を義務化するのか、国の考えがサッパリ理解出来ません。
さらに、、、この低い基準も本当に2020年に義務化されるのか・・・というのも噂によると怪しいようです。
もしかしたら省エネ基準の義務化先送りなんて事もあるかも知れません。
というのもまだまだこの基準よりも低い性能の家がたくさん建ち、たくさん壊されています。
たくさん空家があり、これからますます空家が増えそうなのに次から次へと、性能の低い家が建てられている現実。
特に建売業者、ローコストビルダー、そして大手ハウスメーカー。
大手ハウスメーカーは何とか義務化されても対応できるような準備を進めているようですが、中途半端なローコストビルダーや建売業者は対応に四苦八苦し、業績悪化ってこともあるかもしれません、それを国は心配しているようですね。
私たちのように気密・断熱の性能を高くしようと日々勉強している者からすると、淘汰されても仕方がないと思うのですが、、、
性能を高くする為、外皮平均熱貫流率(UA値)を全ての住まいで表記し、BELS取得、そして現場では必ず気密測定をしてどのくらいの隙間があるのかを実測し、公表しています。
これらにつきましても「性能を数値で表しても仕方が無い」と言われる人たち・工務店グループが居てますが、その人たちから見れば、高い性能の住まいを提供することが、自分たちの営業の妨げで非常に鬱陶しいと思われているのでしょう。
そんな強がりにしか聞こえません。
何を言われようと、これからも貪欲に数値を追い求め、今以上に快適に、暑さ寒さの感じない住まいをご提案していきたいと考えています。
少なくとも、Kino-izmのオーナーさまには「快適だ~」「Kino-izmの家で良かった」と言ってほしいし、そう思ってほしい。

明日は構造見学会を橿原市・M様邸で行います。
そして地元フリーペーパー出版社の取材もあります。

写真はKino-izmの施工例、オリジナルで造った階段手摺、
手摺バーの継ぎ目が無いんですよ~、結構手間が掛かったなー、爆
Shi_kaidan600.jpg

ほな、また、、、
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