気密測定の結果は・・・

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は広陵町・Kjs様邸の気密測定を実施しました。
いつも測定を依頼しているマーベックス社ですが、今回は初めてお会いする担当者でした。
本来なら測定器も小口径のものが理想なのですが、今回は口径150mmでした。
測定中何度かエラーで機械が止まりましたが、それでも何とか測定が出来ました。
測定は非常に丁寧で、何度も一緒に漏気部分を探してくれたり事前のチェックも怠らずキチッと測定業務を熟して下さった。
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測定1回目でC値0.24cm2/m2(表記は0.2cm2/m2・総相当隙間面積33cm2)と大変優秀でしたが隙間特性値(n値)が1.57と想定以上に悪かったので大工さんと現場監督、私、測定士の4名で隅々まで漏気部分が無いかをチェックしました。

大解放の引違いサッシがあり、めし合わせ部分からは少なからず漏気が有りましたがこれは仕方が無いこと、ツーアクション窓にも漏気を発見しましたがコレはサッシ屋さんに伝えて場合によってはメーカーから技術者に確認してもらおうと思います。漏気は僅かでしたが念のためという理由です。
他に玄関ドアの取付部分にサッシと柱との間に挟んだスペーサーのところにも漏気を発見、一液性ウレタンボンベを充填しました。
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施主様と、お父様も立会していただきました。
施主様は概ね気密に関する知識をお持ちでしたがお父様はほとんど気密に対してご存知無さそうでしたが気密測定の必要性はご理解頂けたことと思いますっ!
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3度のチェックを重ねて最終的にはC値0.17cm2/m2(表記は0.2cm2/m2・総相当隙間面積24cm2)まで改善することが出来ました。n値も1.44と幾分改善しましたが丁寧に施工した大工さんは「もう少し良い数値が計測できると思っていた」と話をしてくれました。次は「どこをどのようにするか?」課題が見つかったようです。
ま、この数値でも十分に胸を張れる数値ですが私たちの中ではもっと高い性能を担保出来ればと思っていたので、今後の課題にしたいと思います。
このブログを書く前に過去の測定結果の平均値を計算しましたが、0.149cm2/m2でした。

気密測定結果を公表して、高い数値に自己満足しているわけではありません。ときどき私たちのことを言う人が居ますが、、、(- -)
測定することで隙間がどこにあるのか、サッシに初期不良は無いか・・・その隙間を埋めて改善することで暖冷房がしやすくなります。
また、24時間換気設備の性能も計算通りに引き出すことが出来るので室内の汚れた空気を放出しやすい。
その結果、快適な暮らしで結露から家を守り長期間劣化しにくい家となるのです。
光熱費の負担が少なくなり、暑さ寒さを家中どこでも感じることが少なくなるので体調を崩すことも減少します。
すると、医療費の削減と家族の健康も手に入れることが出来ると断言できます。
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如何でしょうか!
こんな私と家づくりしませんか?!

ほな、また、、、

木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ
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