気密測定の結果は?

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日はKino-izmが得意とする気密について、、、
生駒市・Ka様邸で気密測定を行いました。依頼している測定士はひとりで年間700~800件の測定を熟しておられる謂わば気密測定のスペシャリスト。
その測定士さんが「関西でもトップ3に入るだろう」と評価して下さるKino-izmの気密性能は・・・
測定機器を据えて準備完了すると、試験的に機械を回して家の中を負圧にします。外へ内部の空気をファンによって放出するんです。
家の所々に隙間があると、この時その隙間から外気が入ってきます。その量を確認して大きな穴がないかどうかを判断し、いよいよ1回目の測定を開始・・・
通常測定値(C値)が0.5以上だと大半の場合、オートモードで測定が可能ですが、Kino-izmのように超高気密の場合はオートモードだと機械が止まってしまって測定不能となることが多いです。だから、毎回、マニュアルモードで測定します。
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1回目の測定値(C値)0.15cm2/m2。玄関ドアとサッシに漏気を発見したので改善作業を行います。
玄関ドアの枠にはシーリング剤を充填して隙間を塞ぎました。
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リビングの大開口スライディングではスライド建具の建付けが少し悪かった。サッシ屋さん、もう少し納品時に精度の高い調整をして欲しいものです。
気密性能に関心が無ければ「こんなもんや~」と言っておいても良いのかも知れませんが、Kino-izmではNGです。
これは今後のこともあるので、一度話をしないといけないかなと思います。
IMG_6808_800.jpg

他にも隅から隅まで4人でチェックをを行って、2度、3度と測定を行いました。
測定を行う度に総相当隙間面積(αA)が2cm2づつ減少、この数値が小さいほど家全体の隙間が少ないということなのです。
で、3回目、C値0.11cm2/m2を測定できました。αAも19cm2と名刺の半分程度、隙間特性値(n値)も1.26と上々でしたので良しとしました。
データNo0004となっていますが、3回目、途中で一旦機械を停止したので4回目との表記になりました。

毎回、測定をすることで丁寧な仕事の確認が出来るとともに、サッシの初期不良も発見できます。
サッシの初期不良はわからなければそのまま引き渡ししてしまってます。
すると、困るのは施主様、その住まいで生活される方が「その窓だけ結露する」というようなことも起きるかもしれません。
そのようなことにならないよう、徹底的に測定の中で調べてダメなものはダメと仕入れ先に忌憚なく意見しようと思います。
真摯な姿勢で家づくりに向き合ってくれる職人たちは私の家づくりの想いにも共感していただいてますが、中にはそうでない者も居ます。
もちろんそのようなことが判ればKino-izmを出禁とするのは当然のことなのです。
少しでも良い家を建てたい、そして快適に安心して暮らして欲しいという思いを職人さんたちと共有してTEAM Kino-izmとして活動を続けたいと思っています。
兎に角、これだけ高い性能を確認できたということはこの作業に携わった大工の作業精度が高いことを示しています。
良い仕事をしてくれてありがとう!
大工さんに感謝!、感謝!、感謝!
IMG_6812_800.jpg

ほな、また、、、
木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ
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橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家kinoizm

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