基礎断熱か床断熱か?

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
床断熱か基礎断熱か・・・?
今日はSNSで二人の方が話題にしておられました。
基礎断熱だと基礎コンクリートから発生する水蒸気を熱交換器や床下エアコンの風量によって家じゅうを循環させて蒸発させることが出来るが、床断熱では床下に外気が入り込むため、床下の合板に結露が生じると説明されています。
これは、床断熱の場合、大半の工務店は断熱材を敷いたとしても硬質ウレタン系で40~50ミリというところが大半です。
これでは確かに温められた室温が床面を通過して床下で外気とぶつかるので結露が生じると思われます。
私も基礎断熱を採用するまで、同じような悩みを抱えながら断熱材の厚みを80~90、100ミリへと厚みを増して性能を上げていったという経緯がありますが、色々と情報を集めて自分の中で納得の行くまで調べたものです。
4年前からは全て基礎断熱に切り替えて約30棟の実績がありますが、現在のところ床下でカビが発生したという住まいはありません。
唯一、エアコンの故障でエアコンにカビが発生したこと・・・これはメーカー保証で修理していただきました。
またもう1件は床下エアコンで冷房されたこと、冷房することでエアコン周辺のフローリングにカビが発生しました。
「床下エアコンで冷房はしてはだめですよ」と伝えていたことが完全に伝わっていなかったようで大変心配な思いをさせてしまいました。
しかし、その他の住まいでは全くそのような現象は出ておらず、全て成功していると言えると思います。
基礎断熱では基礎コンクリートの水蒸気が上昇してきますがコンクリートが乾燥し切る2年ほど経過すれば結露・カビの心配リスクはありません。
一方、床断熱は生涯に渡り永遠に結露・カビのリスクを背負っていくことになります。
とすれば、どちらが良いのか・・・もちろん床下エアコンを採用している弊社にとっては基礎断熱が良いといえますが、床断熱の方が良いという使い方もあるということも忘れてはいけません。

最近では小屋裏エアコンにも取り組んでおり、今週末の内覧会の現場で2件目となります。
どのくらい快適なのか、家の隅々まで温度差が生じないのか?
体感できる人にしか解りませんが、かなり期待値は大です。私も楽しみ。。。

さて、現場は、、、
生駒市・Ka様邸、断熱工事が終わり、その内側に気密シートを貼っているところです。
シ~とはウルト社のウートップ、可変透湿気密シートで壁体内の水蒸気を放出しながら中へは浸入させません。
IMG_6761_600.jpg

斑鳩町・N様邸では、基礎立ち上がりの型枠をくみ上げ、アンカーボルトの位置・高さをチェックしました。
配筋の型枠に対する被り厚はすべてギリギリなところは無くて余裕をもってクリアしていました。
IMG_6770-6776_800.jpg

もう1件、田原本町・U様邸では、内装建具の原調を行いました。
実寸を採寸して、規格品ではなくて特注で少しでも使いやすく仕上げて行きます。
IMG_6757_600.jpg

さて、週末24日(土)、完全予約制完成内覧会の予約状況は・・・
残り1組のご案内が可能です。

お申し込みはこちらから。

【予約状況】6月22日・22:30時点
  9:00~  9:50
10:00~10:50
11:00~11:50
12:00~12:50
13:00~13:50
14:00~14:50
15:00~15:50

ほな、また、、、
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