帰りたくなる家を建てよう

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
昨日よりかなり腰痛も軽くなり、現場へ出ました。といいましてもまだまだコルセットがお供です、汗

相変わらず「エコ・省エネ」が大々的に叫ばれ、ZEH基準適合と言って如何にも高性能な住宅を建てているように錯覚するようなPRが多いですね。
これらのキーワードは現在の家づくりのスタンダードのようです。

しかし、これらのキーワードが有れば必ずしも高性能な住宅ということではありません。ここ大事!
大手はもちろん、広告PRを多用する業者ほどこれらのキーワードを利用して素人さんに誤った情報をインプットしているとしか思えません。
これこそがナンチャッテ高性能住宅なのかも知れません!
建ててからではスタート地点に戻れません。光熱費が想像以上に高くついてもそれは声にできず高性能なのだから他の人はもっとたくさん負担しているはずと勝手に都合の良い風に解釈されている人も多いです。
そんなことでは暮らしていても楽しくありません、ましてや毎月毎月住宅ローンを数十年も払い続けないといけないし、光熱費以外にも家の維持管理費の積み立て、年に一度の固定資産税などが必ず掛かります。
家を持つという事は家賃同等で住宅ローンが払えるというだけではダメなんです。

さて、このようなキーワドを多用する業者の殆どは高性能と言うだけで具体的な数値を説明しません(出来ません)。
そんなことで高性能なのかどうなのかの比較も出来ないのです。

Kino-izmでは全棟でどれだけ熱が逃げにくいか?を表すUa値を公表し、その性能が現場でキチッと担保できているかを職人達に理解できるように指導し管理し現場を進めています。
Ua値は「壁・屋根・窓・基礎」といった外部と仕切られている線上の性能の平均値なので熱の逃げやすいところ、逃げにくいところが存在します。特に窓が逃げやすいですね。
外皮性能だけでは良い住まいとは判断できず、更に家の所々に隙間が無いかを測定して気密性能と言うものを調べる必要もあるのです。
隙間が有るとそこから熱の出入りが起こり、大きな穴の場合は結露の危険性も生じます。
さらに、家中の隅々までキレイな空気が循環するよう換気計画を設計するにも一定以上の気密性能が必要なのです。
快適で、光熱費の負担も少なく家族の笑顔が絶えない住まいでこそ、帰りたくなる家となるに違いありません!

斑鳩町・Im様邸もUa値は0.32、なんとHEAT20のG2グレードをクリアしています。高性能なのです。
HEAT20って?それは次の機会にお話ししますね!
で、此方の現場、今日は土台敷きを行いました。
IMG_3353-1-1_600.jpg

引き続き、明日も床伏せを行い、上棟に備えます。
明日も天気になりますように、願!

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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