念には念を...

| コメント(0)

全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☂

早速今日のタイトル「念には念を...」。
天理市・Mo様邸では防蟻処理作業を行いました。
弊社では人体に影響がほとんどないといわれるホウ酸を成分とした防蟻薬剤を採用しています。
作業工程ですが、2工程に分けて行っています。
先ずは上棟前に材木屋さんの作業場をお借りして、土台・大引き・床合板という処理をしないといけない構造材に薬剤を噴霧しておきます、これが1工程目。
その構造材を現場に搬入し組み上げていく作業が上棟作業ですね。

上棟後、構造用合板や筋交いという構造に関する木材を取り付けた後、2工程目の作業を行います。
その際、1工程目に噴霧した薬剤が間違いなく必要な部位にシッカリと付着しているかを確かめるため、検査液を塗布し、防蟻薬剤が正しくついているかの確認を行うこととしました。

下の写真をご覧ください。
赤い色になっている部分が薬剤が確かに付着しているという証です。
赤い部分とは異なりその上は黄色い色ですが、この部分は1工程目では噴霧していないところ、この部分を含めて床から1mの高さまで(内部)、外周部分は天井付近まで薬剤を噴霧します。
L1390558_600.jpg

床合板にもシッカリと噴霧されていることが確認できました。
L1390560-1_600.jpg

なぜこのような検査を行うのか?

実は今まではこの作業はしておりませんでした。
1工程目で噴霧した薬剤は当然のように付着して防蟻薬剤として機能しているということが前提です。
しかし、もしかしたら完全に噴霧できていないかもしれないですし、そうだとしたら防蟻処理を行ったとはいえないのではないでしょうか!
気密測定を毎回行うのも、測定実績がある程度あるからと言って測定しないと、施工ミスを見つけることもできないし、サッシの初期不良も見つけることが出来ません。これと同じことが防蟻処理にも言えるのではないかと気づいたのです。
色々と勉強すればするほど必要な作業が増えてきます。恥ずかしながら今まで無知だったということです。

確かなものを、そしてもっと高い性能のものを求めるとともに、施主様は一生で一度か二度と言われる家づくりをKino-izmに託して下さっているのですから、「自分の家だったらどうする?」と自問を繰り返して、より一層性能の良いもの・高いものを提案できるよう心がけています。
念には念を・・・

届かないところはノズルを伸ばして丁寧に時間をかけて作業を行いました。
L1390602-1_600.jpg

さて、もういつだったか忘れるくらい前に発注していたMieleの食洗器・限定モデル、2台、コロナウイルスの影響で入荷できるのか心配でしたが、無事に入荷しました。
というか、事務所付けの配達だったのですがかなりデカくて重い(53kg)、2台目を運び入れる際に背筋がピシっと鳴ったことはナイショです、汗
倉庫に搬入してもらったら良かったナと後悔しています、泣
miele120-200331.jpg

4月初日、春の陽気で桜も満開、でもメディアが発信する情報は大半がコロナ関連のネガティブな話題ばかりで、疲弊してしまいますね。
国民のおそらく90%以上の人たちが、不要不急の外出をせず、神経質になっているものの、一部ではノー天気な人たちが居ます。
そのような人たちが無くならない限り、コロナも終息には向かわないのではないかと思います。
今こそ日本人の民度を見せる時だと思いませんか?!
自分が出来ることから始めましょう♪

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

人気ブログランキングへ

コメントする

〈 前の記事トップページ次の記事 〉

カテゴリ

バックナンバー

奈良の外断熱注文住宅 有限会社キノハウジング このページ先頭へ