国はどちらを見ているのか?

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日もブログ更新の時間です。

環境委員会・国会質問で衆議院議員の柿沢氏が次のように語っています。
アルミサッシが9割の日本の窓の常識は、世界の非常識。
こんな断熱性能の低い窓を放置して、冷暖房のエネルギーをドイツの4倍も6倍も無駄に消費して、余計な化石燃料を燃やしまくっているのに、気候変動対策を日本がリードする、だなんて、ちゃんちゃらおかしい。
住宅や窓の断熱性能の最低基準も決められない国であり、樹脂サッシや木製サッシに比べて1000倍も断熱性能の低いアルミサッシが堂々とまかり通っているのが、世界に遅れた日本の文字通り"お寒い"現状です。
しかも、公共建築物木材利用推進法という法律をつくり、役所や学校で木材利用を進めてきたのに、法律施行後の8年間で公共建築物におけるアルミサッシにかわる木製サッシの使用事例は、分かっているのは、たった3件のみ!
これもまた"お寒い"現状が明らかになりました。
日本国内の既存住宅6000万戸、そのほとんどが単板ガラスのアルミサッシの世界で最も断熱性能の低い窓です。海外に行けば断熱性能が低すぎて違法、犬小屋でも使わない。
ここに断熱リフォームをすれば住宅の冷暖房エネルギー効率は格段に上がります。しかも住んでいる人は住み心地が良くなり、快適で健康になる。良い事ばかりです。

一部の国会議員がこうして訴えていますが依然としてアルミサッシが無くなる方向に変わっていない日本の現実、建設業界と国政との癒着が浮き彫りになっているように見えるのですが皆さんの目にはどのように映っているのでしょうか?
マスコミはビクビクせず、もっとこのような現実を国民に周知して行かないとエネルギーの無駄使いは減らないばかりか、増え続ける一方です。
国は何処を見て国政を動かしているのでしょうか?

このような状況下、せめてKino-izmで家を建てる人たちだけでもエネルギーを浪費することの無いように無駄のない住まいをご提案したいと強く思います。

さて、今日も建材メーカーや商社から売込みの来社がありました。
何処で見つけてKino-izmに来るのでしょうかね?

さてさて、、、
今年度の地域型住宅グリーン化事業の補助金ですが、二次公募があっという間に埋まってしまったようです。ただゼロエネルギー住宅に関する枠はまだ1億円ほど残っているみたいです。
早いもん勝ちの今年の補助金、折角建てるのですから積極的に活用したいですね!
下の写真は、一次公募で予算枠を確保しています大淀町・ゼロエネ住宅・MT様邸、調整区域・農地なので色々と一般住宅地に比べてしなくてはならない作業がてんこ盛りです。
測量も行い、隣接地の所有者の方と立会いも行います。
IMG_0946-1_600.jpg


ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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