住まいの性能って?

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆

今日の分譲住宅を主とする不動産業者のチラシ、「高気密・高断熱、UA値0.6以下」と記されていました。
高気密といっても全棟気密測定をしているのか疑問、でもUA値という外皮平均熱還流率を表記していることにもその業者さんに対して失礼ですが驚きました。
今までローコスト住宅を販売していたところでも断熱気密に興味を持ち始めてきた、さらに今まで以上の高性能な住まいを提供しようとする姿勢を持ち出した、と言えるのかも知れません。
しかし0.6以下というだけで高気密高断熱というのもどうかなと思うのですが、、、

ではUA値(外皮平均熱還流率)ってナニ???
定義
建物内外温度差を1度としたときに建物内部から外部へ逃げる単位時間あたりの熱量を外皮等面積の合計で除した値。
外皮とは、熱的境界となる「外壁・床・天井・屋根・窓・ドアなど」を指します。数値は低い方が性能が良いです。

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床、壁、屋根、窓などの個々の持つ熱還流率とその厚みから熱がどれだけ外に逃げるかを計算し、全ての外部と面する面積を乗じて数値を求めます。数値は低ければ低い方が性能が良く、平成25年の省エネ基準の改正により、それぞれの地域で最低基準が定められました。
例えば奈良県の平野部ではその最低基準値が0.87ですがこの性能では快適な住まいにはならないことも有識者の間では周知されています。また、北海道のような厳寒地域では0.46と決められています。
高気密高断熱住宅は、気密性、断熱性に優れた住宅で、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことが出来ます。また、部屋の空気を一定の温度に保つため、エネルギーロスが少ない省エネの家にすることができます。
しかし、「高気密高断熱」という言葉だけでは、「どのぐらい高気密高断熱なのか」が分かりませんね。もし、気密性や断熱性を数値で表現できたら、いろんなハウスメーカーや工務店の住宅性能を比較・検討する際に役立ちますよね!

このような理由でKino-izmでは全棟でUA値を公表しています、さらに全棟で気密測定(C値)を実施しており、測定結果も公表しています。
建物の金額だけで「高い」「安い」と比較判断するような誤りを犯すことなく、「性能の見える化」とも言うべき、個々それぞれ業者が積極的にUA値やC値という性能数値を公表することで、それぞれ比較できるようになればもっともっと業者を選ぶ指標となると思います。
高気密高断熱の基準を建築基準法で設けてくれればいいのですが、、、ネ!

ちょっと難しいかも知れませんが、これから家づくりをされる方には、このような事も勉強して家づくりをして欲しいなと思います。

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘
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