勘違いの注文住宅

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今夜もブログ更新の時間です。
今朝、建材メーカーの営業さんと打合せ、、、
Kino-izmでもいくつかの商品を使わせていただいています。
先日、新築現場で階段のキットとでもいうのか、規格品の段板の話をしましたが、そのような話について尋ねてみると、他社ではずいぶん採用されており、Kino-izmのように個々の現場で一からオーダーメイドで作る工務店が少なくなってきているようです。
ということは建材メーカーへの発注が増えているということのようです。
どこの工務店も熟練の大工の人数が減ってきており、若い大工(というか大工のような若い職人)が、大工面して現場を仕切っているようです。
悲しい話やなーと。
このような大工(のような職人)は、建材メーカーの組み立てれば完成という製品には対応できるようですが、少し特殊な形状の製品や材料の納め方などに対する工夫が全くダメで大した向上心もありません。というか、自分の腕を磨けるような現場に出会わないのでしょう。
このような現状、皆さんどのように思われますか?!
「うちの家は注文住宅」と満足げに話されていてもその家を見る限り規格住宅の一部を変更したものや既製品の塊みたいな家も多くあります。
本当の注文住宅とは・・・自由設計って何なんだ?!、
仕上げ方の仕様はもちろんのこと、性能にしても既に20年も前に制定された基準を如何にも最高の性能のように謳い、売り続けています。
だから、住んでみて暑くても寒くても「家ってこんなもん」と勝手に決め込んでしまい、特にクレームを言うわけでもなく当たり前と勘違いされている方の多いことに日本の住宅事情が見え隠れしています。
これからの時代、特にCO2削減(脱炭素)をもっともっと一人一人が認識し、活動して行かないと我々の孫の時代には異常気象で普通の生活が出来ない時代になってしまいそうに思えてなりません。
せめてKino-izmで住まいを建てるご家族だけでもそのようなことにならないよう、性能の高い住まいをご提案、お勧めします。

写真は昨日上棟した、大和郡山市・Nt様邸、屋根のゴムアスファルトルーフィングの施工後のものです。
キレイに張られていますよー!
L1330741_600.jpg

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘
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