本当の基礎断熱

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全国のKino-izmファンの皆様
Midnightにこんばんは☆
昨日19日に更新しなくてはならないブログが20日になってしまいました、眠
春になると雨が降ったりやんだりの繰り返し、外での作業では予定通りに進まずヤキモキします。
宇陀市・Ha様邸もそのひとつ、、、
今日も結局境界線上のブロックを積むことが出来ませんでした。
週末から土台敷きなんですが予定通りに進むのでしょうか?
珍しくネガティブになっておりまする。
L1320602-1_600.jpg

さて、Kino-izmでは床下断熱を基本とし、ダブル断熱の住まいを建てています。
また、ご予算、そこに住む家族構成、年代、様々なことを考え、時には充填断熱でUa値を0.5以上にする方法を考えてみたり、、、24時間換気設備の仕様を高めたり、、、色々と工夫して家づくりを行っています。
で、予てから採用を検討しています「基礎断熱」
今日は(あ、昨日か!)城東テクノのスタッフが来社して下さり、基礎断熱についてのKino-izmの考え方、今後の方針を尋ねられたので、私の持っている考え方を述べました。
先日の鎌田先生の基調講演では基礎断熱は北海道だからこそ考え出された工法で、極寒地域向け、関西地方ではわざわざコストを掛けてまで取り入れるほどの効果があるのかというような問いかけがありました。
「うちは基礎断熱です」という工務店も多いですが、その大半はナンチャッテ基礎断熱なのです。基礎の立上り部分の外側に断熱材を添わせて施工されている工務店はほとんど見ません。
基礎のベース下だけ断熱材を敷いたとしてもそれはナンチャッテ、基礎の立上り部分がヒートブリッジとなり建物に何かしら悪戯をしてしまう事が目に見えています。
「そんなところまで気にしなくてもほとんど大丈夫」という人もいます。
でも「ほとんど大丈夫」では私の知識の中ではダメなんです。
本当の基礎断熱を行おうとするとコスト・知識以外にも天候による養生、完成後も数年間の追跡が必要です。
さらに冷暖房設備の選定は?
色々とまだまだハードルは高いです。
現時点で、モデルとして採用しても良いというお客様が1件おられるので、何とかして取り入れていこうと検討中なのですが、失敗は許されません。
城東テクノさんには全国にネットワークがあるので、基礎断熱に関する情報を成功例だけでなく、失敗例も、その他何でも良いから欲しいとお伝えしました。
基礎断熱に関しては、まだまだ時期尚早なのか・・・な?!

さてと、積算に追われているのでもう少しガンバリマス...

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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