末長く住まいを使う為に・・・

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
いよいよ12月、師走に突入しました。
皆さんは目標を掲げておられますか?そしてその目標は達成出来そうですか?
私は、、、というと先月で何とか目標はクリアできました。
ただひとつだけ悲しく残念な出来事もありました。今はココでお話しできませんがそのうち出来るようになればお話ししたいと思います。
残り1ヶ月、全力で走ろうと思っています!

さて先日、中古住宅の断熱改修の相談を受けました。
まだ、どうされるのかお返事は頂いておりませんが、何故断熱改修をしなくてはならないのか?新築当初にシッカリと断熱にコストを掛けておけば今回の様な相談は無かったのではないか!
そんな事を考えていると、築20数年足らずの住まいが建替えされて行く日本の現状が垣間見えてくるのです。

国交省のデータによると日本では築26年程度で建替えされると言います。
20年以上も前の住まいなので間取りが生活スタイルに合わなくなったという理由も大きい事ですが、それよりも暑さ、寒さを改築工事で改善出来れば建替えされる住まいを少なく出来ると思うのです。
でもね、それにはどれくらいのコストが掛かるか?っていうところが肝心で、日本の住宅の大半は、「それだけのコストを掛けるのであれば建替えする方がコストも安くつくし、使い勝手も良くなることだし一石二鳥だ!」という結論に辿り着きます。
これがもしか建築当初に断熱や耐震にシッカリとコストを掛けた住まいで有れば、「建替えするよりも改装工事だけで使い勝手や内装の改築も可能で安くあがる」ということになるんじゃないかなと思うのです。
建物は需要があってこそ使い続けられますが、「改装+維持管理」が建替えコストを上回るようでは需要が無くなります。それが取り壊されることになる。
資源の問題や低炭素社会を築く為にも建設当初に最高レベルの断熱・気密・耐震性能の住まいとしておけば、将来性能の改修を省略でき、改築改装が採算のとれる住宅となるでしょう。
だから、、、住まいの性能って大切なのです。
コストを掛けないで中途半端な性能の住まいを「この程度で十分です!」と言い張り、自分たちの利益のことしか考えないお粗末な業者が後を絶ちません。
だから中途半端な住宅が無くならないのも現実。
Kino-izmでは住まいの性能の大切さをシッカリとお伝えして、当初少しはコストが割高になってもランニングコスト、そして将来の生活について
~子、孫へと受け継がれて行く住まいづくり~のために、最善のご提案を行っています!

さて、橿原市・Ak様邸現場は・・・
来週の上棟の下準備まで完了しました。
あとは、、、雨が降らない事を願うばかりです。
でもね、ウチの大工衆、雨男なんです(>_<)
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ほな、また、、、
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