ほんとうの高気密住宅

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
昨夜の台風20号、皆様のところでは被害は無かったですか?
私の地元、橿原市も今進めている現場も被害は全くありませんでしたが、強い風が吹く度に、愛犬・桃太郎が眼を覚ましリビングをウロウロしていました、汗

さて、今日は木津川市・Tb様邸の気密測定の日、
毎回どの現場でもKino-izmの職人たちは真面目に丁寧に作業をしています。
だから気密に関しても良い数値が測定出来て当たり前になってきました。
現にコンスタントにC値0.3を実測しています。

でも、、、
だからといって測定をしないというわけには行きません。
もしか、、、気づかないところで何かしら小さな不具合があったり、チェックを見落している事だって無いとは言い切れないからです。
実際、測定して良かったと思うような大きな穴(隙間)を見つけた事も有ります。
やはりそこは人間が手作業で行うものですから「ミス」もあるし完璧に行かない時もあるのです。
そういった時に、測定する事でその「ミス」を見つけ出すことが出来ますし、その結果、良い住まいが完成し、快適に長持ちする住まいを手に入れることが出来るのです。
気密性能が高いと計画的な換気も可能となり、汚れた空気や「暮らす人・家事」で発生する水蒸気も外部に放出する事が出来ます。
特に冬は「暮らす人・家事」で発生する以外にも加湿器を運転することでたくさんの水蒸気が発生します。
建物に隙間があればあるほどその水蒸気が壁体内に潜り込み、温度差のある外気とぶつかることで結露を起こしてしまいます。
これは壁体内結露と言いますが、柱や土台、断熱材も濡らしてしまい、その結果、カビが発生し、腐朽し、ダニや白蟻の発生源に発展します。
そうなると、折角頑丈な住まいを手に入れたとしても家の寿命は極端に短くなるでしょう。
耐震等級が例え最高等級の3であっても、初期性能を維持できないですからネ!
耐震等級3なのに地震で倒れたという事になりかねません。
そのようなことの無いよう、気密性能は家づくりでは最重要ポイントの一つなのです。
L1280556_600.jpg

で、測定結果は・・・
なななんと、一回目の測定で
次の数値を測定できました。
これは大変凄い事なんですヨ!

相当隙間面積(C値)0.3cm2/m2
総相当隙間面積(αA・家全体の外部と接する面「屋根・壁・床」の全ての隙間を合計した面積)53cm2
家全体で53cm2の穴が有るという事、これはおおよそ7センチ四方の大きさと同じ
隙間特性値(n・どのくらいの大きさの穴が点在するのかを数値で示したもの、1~2の間の数値で明示し、限りなく1に近い方が小さな穴の集まりといえます)1.21
この数値は小さい方が良いです。同じC値を測定していても、ポッカリと大きな穴が一か所でも空いて居ればこの数値は1.5や1.6、あるいはそれ以上の2に近い数値を示し、その場合は現場で立会いしている皆でどこに穴が有るか探すのです。
こうして大きな穴が開いていないかを見つける事が出来、将来の結露や計画換気、冷暖房の効率を上げる事が出来ます。
今回の1.21はかなり優れています。
IMG_6319_600.jpg

今回のTb様邸、測定1回で0.3というかなり高い性能値を確認できましたが、これは普段から気密について全ての職人が意識し、丁寧な仕事が出来ているということの証明だと思っています。
職人たちに感謝、感謝、感謝なのです!
毎回、0.3という数値を計測していますが、恐らくコンスタントにこれ程良い数値を測定できる工務店、近畿圏内でも殆ど無いと思います。
これこそが本物の高気密住宅だと自負しています!
Kino-izmは良い住まいを当たり前のようにつくり上げ、数十年先まで、子・孫の代まで快適に暮らせるように努めています。

ほな、また、、、

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