防蟻薬はホウ酸です!

| コメント(0)

全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は木津川市・Tb様邸で防蟻工事を行いました。
Kino-izmの防蟻仕様はホウ酸による処理を行っています。
国内ではまだ認知度が低いですが、それはしろあり対策協議会で農薬を推奨するあまり、防蟻業者がホウ酸の採用を見送っているためだと思われます。
国内で認可されている防蟻薬剤は農薬の一種でしろありだけでなく人体に高い毒性があると言われています。
ですから薬剤を薄めて濃度を低くし、使っているわけですが揮発性があり敏感な人の場合体調に変化が現れると言います、防蟻の補償についても最長5年と大変短期間です。人体に有害だから仕方がありませんね!
でも、それでいいことはないですよね?!
以前はKino-izmでも使ってきましたが、色々と家づくりについて検討を重ね良い部材や仕様を見つけるたびに改善して今の状態になってきています。
防蟻薬についてもそうですが、人体に有害であるものを使い続けるわけには行きません。

ホウ酸に出会ってからは他の薬剤の採用を止めました。ホウ酸の素となるホウ素は地球上のいたるところに広く分布する元素で、健康な食事の正常な成分と言われています。植物にとってホウ素は必須微量栄養素であり、人間にとっても栄養学的に重要と考えられています。ホウ酸塩の急性毒性は低く、食塩と同程度です。ホウ酸塩には生物の活動を抑制する作用があり、この作用故に木材保存剤として発展を続けてきています。シロアリと腐朽菌に対するホウ酸塩の作用は、代謝の阻害であることが証明されており、その抑制効果は世界で相当の実績もあります。
防蟻だけでなく建物(木材)の腐朽も抑制する作用があり劣化対策にもなるのです。
しろありの被害から住まいを守るとともに躯体の腐朽も抑えてくれる、これほど良い防蟻剤は今のところ私の中ではありません。
防蟻だけでなく良い住まいをつくるためには、少しでも良いモノがあると検討を重ね、採用して行きたいと考えています。

写真は玄関周辺に噴霧している様子
tb_housan180808.jpg

明日は午前中、ハウスプラス住宅保証による構造体の中間検査を行います。

ほな、また、、、
人気ブログランキングへ

コメントする

〈 前の記事トップページ次の記事 〉

カテゴリ

バックナンバー

奈良の外断熱注文住宅 有限会社キノハウジング このページ先頭へ