本当のエコハウス

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
2020年より省エネ基準が建築基準法に盛り込まれる予定ということもあり、世間では工務店も建売住宅会社もエコハウスという名の住宅を販売しようという方向に向きつつあります。
でもどうでしょう?このエコハウスというネーミング。
文字だけ読み取ると如何にも"エコ"で地球にも優しく、お財布にも優しそうに思いますが、、、
でもそれは本来維持しなくてはいけない躯体性能は従来通り疎かなままで消費エネルギーを抑えるところに焦点を当てず、大容量の太陽光を屋根の上に搭載し、ダダ漏れのエネルギーを賄い、僅かに余った電力を売却する事で光熱費をプラスマイナスゼロにしようとしているわけで、これはごく僅かな期間で国政の恩恵を受けているだけなのです。すでに買取価格は年々下がってきており、発電により売却で得たお金を住宅ローンに充てているプランは35年という長期の住宅ローンを支えて行けるわけがありません。
電力の買い取りは10年と決まっておりその後の買い取り単価は全く約束されていないので、破たんすることが目に見えています。
ということになると、11年目以降はエコどころか光熱費のバランスが大幅に狂い、生活に大きな影響が出てくることとなります。
生活費を抑えようとして冷暖房も我慢し、身体に無理を生じて体調を崩す可能性もあるというのにそれでも"エコ"と言えますか?
本当のエコは太陽光に頼ることなく、建物の躯体性能で高い断熱性能を維持し、光熱費を抑えることが出来てこそ自分の住まいがこの先、建っている間はズーッとその性能を維持できるわけで、これこそが財布にも優しい上、身体そのものが「暑さ」「寒さ」から開放され日々の生活ストレスを感じなくなります。
それが本当の"エコ"と言えるのではないかと思います。
エコと詐称(?)している住宅メーカー、建売住宅会社、工務店もたくさん目にしますが、これからは建てる主役である施主がもっと勉強し、業者が言う事を鵜呑みにしないようになっていかなければ、このようなナンチャッテエコハウスはなくならないのではないでしょうか!
皆さん、シッカリ勉強して、本当のエコハウスを建てましょうね!

さて現場は、、、
桜井市・ゼロエネ住宅・Ts様邸、
内装工事も完了し、内部の仕上げに取り掛かっています。
設備機器も搬入され取付を待っています。
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最後の大工仕事、棚の取付や内装ドアの吊込も進んでいます。
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先週末、上棟を終えました橿原市・Ks様邸では構造躯体の金物の取付作業中!
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キノハウジングのPRシートの取付も完了(^^)v
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ま、こんな週明け月曜日でした!

ほな、また、、、
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