快適な温度を感じよう!

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全国のKino-izmファンの皆様
こんにちは☂
今日は一日事務所でダラダラ、真面目に労働しております。。。

さて、、、
雨が降るたびに少しづつ気温が下がってきています。
これから本格的な冬に向かい、こうして寒くなって行くのですが、皆さんは部屋を暖房している際、温度計やエアコンの室温センサーなどで見る室温の数値と、実際に身体で感じている温度との間に差が有るように思われる事は有りませんか?
たとえば、真冬にエアコンの設定温度を25℃に設定しても、なかなか暖まりにくい(寒い)と感じる事や、真夏の日に22℃にしても涼しいと感じないことなど。。。
これらは実際に温度計の温度は実際その温度計のセンサー部分の空気の温度を示しており、人の身体は複雑な温度センサー機能を持ち合せており、空気の温度だけを感じているのでは無いので温度計の数値と身体が感じる温度に差が生じるのです。
人の身体って温度計のように単純ではありません。

冬の季節、私たちは家の中に居ると、"壁""天井""床"の温度を感じているのです、これは冷放射といいます。
外気温の影響を受けて内部表面(壁・天井・床)が外気近くまで下がってしまうような低断熱の住まいでは、どれほど室温を上げて(暖房)もこれらの冷放射を感じる為、温かく感じることが少ないです。
例えば室温を25℃として、外気が0℃、この影響で内部表面の温度が8℃だとすると【(25+8)/2=16.5℃】ということになり、私たちは室温25℃でありながら16.5℃と身体が感じてしまいます。つまり寒く感じるのですね!
逆に、夏の場合、内部表面が35℃として、エアコン22℃の設定で運転しても【(35+22)/2=28.5℃】となり、室内では汗ばむことも多くなり、お世辞にも快適とは言えない空間となります。
これらのことから、暖かさ、涼しさを維持する事が出来る住まいとは、外気温の影響を受けにくい住まいであるという事です。
外気が進入してこないように断ち切り、室内の温度を快適な温度に保つためには、"壁""天井""床""基礎周辺"をどのようにして断熱し性能を上げるのかというところが大変重要となります。
断熱性能を上げれば消費エネルギーが少なくなるということはもちろんのことなのですが、内部表面(壁・天井・床)が室温に近づくので室温と体感温度にそれほどの差が出ず、快適性を増してくるのです。
つまり省エネは我慢でもなく快適性を求める事と等しいと言えるのです。
もしもこれから家づくりをされる人たちには是非、将来の人々の為に、是非ともこの省エネを理解し、実践して快適な住まいを手に入れて頂きたい!
エネルギーを浪費しながら、さらに快適ではないというお粗末な住まいにならないように・・・。
ん~、何か纏まりのない文章だなー、、、要するに「家づくりには断熱と気密は大切だよ!」ってことです。

写真は、2012年竣工のMa様邸ダイニングキッチン
キッチン背面にはパインの板を張りカップボードは造作によるオリジナルです。
DSC_5163_600.jpg

ほな、また、、、

↓「Best of houzz2017」獲得

Houzzに登録中の橿原市, 奈良県, JPの木野芳弘

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