あたたかい家を建てよう

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☁
急に気温が下がってきました。
天気予報によると今後10日間くらいは平年よりもかなり低くなる確率が30%以上あるらしく「異常天候早期警戒情報」が発表されました。
皆さま、ご注意ください。
ま、高断熱・高気密の住まいに住んでいる人は、快適に暮らせるでしょう。。。
で、あたたかい家について、、、
Kino-izmでは、あたたかい家をつくっています。
昨日、撮影にお邪魔した住まいも、家の中は快適と仰って下さいました、まぁこれからがその性能を本格的に発揮する季節ですけどねー!

それはなぜ???
外気温の影響を受けにくいからなのです。
たとえば衣類でイメージしてみて下さい。
冬、室内でセーターを着ているとあたたかいですよね。
でも、それだけで外に出ると風を通して寒くないですか?
そこで、その上に風を通さないウィンドブレーカーを着てみて下さい。
熱が逃げないであたたかいでしょ?!

これを家に置き換えると、
セーター...「断熱」、ウィンドブレーカー...「気密」となります。
セーターやウインドブレーカーはファッションとして楽しむ要素もありますが、住まいの「断熱」と「気密」は完成すると目に見えなくなってしまいます。
だからこそ、確かな計画と、精度の高い「断熱」と「気密」の施工が必要なのです。

いくら「断熱と気密」を良いと訴えてもその知識・仕組み・理由を理解したものが施工・管理しなければ施工精度も伴いません。
即ち、見よう見まねでは「なんちゃって●●」を繰り返すばかりなのです。
県内でも「なんちゃって●●」見かけますよー!

2020年に建築基準法に省エネ基準が義務化されます。たったあと2年5ヶ月ほど先の話です。
でもこの法律、「少しは断熱材の事を考えましょう」くらいの優しい、低い基準なのです。
即ちこの基準を無視した「断熱性能を全く考えない住まい」は基準法違反とされ建てられなくなります。
「じゃあ、ギリギリ守ればいいんですよね?」というツワモノもたくさん現れることだと思う。
たいした底上げじゃありませんから。。。
でもこれではあたたかい家になりません!
問題なのは、一般の消費者がそれらの事実を一切知らされていない、いや、知ることの出来ない状況です。
建築会社の中には、自分たちの建物がそういう建物であることに気付いていない会社もある。
そういう状態で、気付いている会社だけが、キチンとしたものを作るために、キチンとかけるべきところに予算をかけて、キチンと目的に合った建物をつくっています。
作り手も買い手も無自覚。
でも断熱性が低い事実は変わらない。
しかも違法な建物ではない。
だから規制もできない。
営業妨害になるといけないので、声を大にして指摘もできない。
これが現実です!

せめて私のブログをご拝読下さった人には、見極めるだけの知識を得る勉強をして欲しい。
家は、一生で一番高価な買い物、簡単に買い替えできるものでは無いのだから。。。
切にそう思います。
断熱だけじゃありません、耐震性、耐久性等多方面にこういった事が業界ではたくさんあります。。。

写真はY様邸、リビングの一角にインターホン&携帯充電用のニッチを造り、その周辺を黒板ボードに施したものです。
施工年は2010年だったので既に7年目をむかえています。
久しぶりに住まい手の顔を見に行こうかなー。。。
IMG_2928-2_600.jpg

ほな、また、、、
↓「Best of houzz2017」獲得

Houzzに登録中の橿原市, 奈良県, JPの木野芳弘

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