宝物がひとつ

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は少し夏に逆戻りしたのかと思うほど暑い一日でしたね~

宇陀市・Nm様邸では住まいを引渡ししました。
実は現地に向かう車中で、現場管理をしている息子と二人で、Nm様の土地購入時から様々な苦労が有った事を話ししていました。
土地は旗竿状でもともと1筆の土地を分割し、譲り受けられたのですが、その際、進入路も間口をもう少し確保しておけばよかったのに、関わった業者に大した知識が無かったのか、それとも最小限ですませようとしたのか本意は測り知れません。私が土地売買に関わっておればなぁと何度思った事か・・・。
また当初、弊社と出会う前、ある工務店と家づくりを進められたと聞いていますが、それも打合せをすればするほど不安が増えるばかりで、紹介された工務店だったようですが思い切ってお断りされたこと。さらには土地の造成工事で土木業者から悲しい扱いを受けたこと、それぞれが家づくりの障壁となり、私と出会ったころは、今から思うと恐らく憔悴しきっておられたのではないかと思うほどご苦労が多かったのではないかと思います。
そのような事情で、本来なら昨年の年末には住まいが完成していた"はず"でしたが、大幅に住宅の着工が遅れる原因となったのです。
でも弊社Kino-izmの工事が始まってからは上棟日を天候不慮で延期した以外は順調に全てが進みました。
施主様・Nm様のご要望を出来る限り、お聞きし、可能なところは全て家づくりに反映できたのではないかと思います。
でもただ一つ、申し訳なかったことがあります。
それはフローリングの色です。
採用したフローリングは無塗装の無垢パイン、そこに希望の色を塗ろうと言う事で、人の身体にも害の無い世界では2大メーカーといわれる中のひとつであるオスモカラーを選択しました。
弊社指定の加工作業場での塗装状況を見て、サンプルのカラーよりもかなり色が薄い事に気が付き、施主様に説明をしました。
その際、土地購入と造成工事での遠回りの事を思い出され、順調に進んでいた家づくりがココで躓くのかとの思いを持たれて目頭を押さえられた時には、私は何をしてるのだろうか?と自問自答しました。施主様をこんな姿にさせてしまった自分自身の経験の無さを不甲斐なく思いました。
完成後に、再度重ねて塗装を行う事で、ご希望の色にしよう、少なくとも近づけようということでこの件についてはご了解を頂きました。
そのようなことがあり、今日の引き渡しの日を迎えたのです。
電子錠の設定、鍵の受け渡し、給湯器の取り扱いはメーカー担当者に来てもらって行いました。
「さみしくなるなぁ」という奥さまの声を聞いて、私、涙腺崩壊寸前でした。
その上に、若干3歳の現場総監督から記念のメダルを頂きました。
あかんがな~泣
何とかガマンしましたが・・・こんな贈り物初めてです、これは宝物ですね!
IMG_2257-2258_600.jpg
Nmさまへ、
Kino-izmの家づくりはどうでしたか?
長いようで短かったですがこれで一旦一区切りです。
でもお付き合いが終わるわけではありません。
子、孫へと受け継いで行って頂けるように、、、そして二人のカワイイ王子様達の成長を眺めさせて頂きながら、お住まいを守らせて頂きます。
本当にありがとうございました。
そして、、、
竣工、おめでとうございます(^^)
IMG_2385-2_600.jpg
施主様の笑顔、たまりません。
が、私たち二人の無愛想な顔、決して不機嫌なわけではありません、何でこんな顔してんねやろ?爆

ほな、また、、、
↓「Best of houzz2017」獲得

Houzzに登録中の橿原市, 奈良県, JPの木野芳弘

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