小さなエネルギーで・・・

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
毎日暖かいですねー、師走とはとても思えません!

さて、、、
大手ハウスメーカーや建売住宅会社などが"ZEH"を勧めています。
もちろんKino-izmでもお勧めしています。
ZEH=高性能な住宅、と思われている人も多いのではないでしょうか?!

たとえ躯体性能が従来の低いスペックでも高性能なエアコンをガンガン可動させれば部屋を快適に出来るでしょう、隙間からエネルギーが外部にダダ漏れですがネ!
その消費するエネルギーを大きな太陽光パネルで発電してやれば消費電力分は賄うことが出来るでしょう。
こうしてメカメカZEHがつくられています。

しかし考えてみて下さい。
エアコンをガンガン使って室内を快適にするのは簡単なことです。
太陽光発電システムやエネファームでエネルギーをたくさんつくり、そのエネルギーをたくさん使用するのです。
これではたして高性能と言えるでしょうか?
さらにこれらの設備はそのうち故障・寿命が来るのです。
そうすると買い替えなくてはなりません。

下のイラストをご覧ください。
今お話した事柄を浴槽に例えてみると・・・但し、下のイラストは気密性能は伴っているという前提のお話です。
dannetsu_high.jpg


お湯を溜めた浴槽の温度を一定に保とうとすると、、、
少しのお湯を足し湯することで一定の温度を保つことが出来ます。
まるで魔法びんのように。

そして逆に断熱性能の低い場合は・・・
dannetsu_low.jpg

同じ条件を維持しようとするとたくさんの足し湯が必要となります。
光熱費もバカにならないでしょう。。。
すると、ケチケチしなくてはならないし、それが精神的ストレスにもなります。
さらに温度変化による体調管理も必要以上に気になる事でしょう。
気持ちに余裕が無くなりますネ!
気密性能が低ければ上記の説明がもっと顕著になることは明らかです。
気密と断熱は二人三脚で初めて良い性能になるのですから。。。

如何ですか?
ご理解いただけたでしょうか?

このように住まいに対する断熱&気密性能は大変重要な要素で、快適に住みたいと思われる方は断熱&気密性能には妥協してはいけません。
デザイン、住宅設備にコストを掛けるのもいいでしょう、しかし断熱&気密性能を妥協してまで住宅設備やデザインを優先させると、たいへん住みにくい家になるのです。
先ず躯体性能を上げ、僅かなエネルギーで快適な住まいを手に入れ、その僅かな消費エネルギーを僅かな太陽光発電で賄う・・・それこそが本当のZEH住宅ではないでしょうか!

なかなかブログだけでは私が伝えたいこと全てを伝えることは難しいのですがお解りいただけましたか?
「もうちょっと話を聞いてみたい!」と思われた方、いつでもご連絡ください。

ほな、また、、、
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