奈良で耐震等級3の家を建てる

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今年も残すところ5日。
弊社の営業も残り2日ですが実質明日までです。
そして明日は今年最後の土地売買の契約があります。

さて、、、
今日は耐震性の話
Kino-izmでは全ての新築建物で構造計算(※許容応力度計算)を行います。
では、許容応力度計算とはどんなものなのか?ということですが。
インターネットで検索してみると・・・
小規模な建築物に用いられる構造計算の方法のこと。 建築物にかかる固定荷重や積載荷重に地震力などの長期荷重、及び短期荷重を想定して応力(部材等の内部に生じる抵抗力のこと)を算出し、それぞれの部材がそこにかかる応力に耐えられるかどうかを許容応力度(限界点)と比較するというもの。
・・・ということらしい。
要するに、建物が存在する中で自然にかかる重力や、地震などがあった場合を想定して、個々の材を専門的な計算によって算出するという事なのですが、、、お解りいただけるでしょうか?
解っても解らなくても、住まいにとってこのような計算を行うことは大変重要なことなのです。
Kino-izmの住まいは全て「耐震等級3」という耐震性のランクでは最高等級で対応しておりますが、この基準をクリアするためには基礎コンクリートの立上りの厚み、鉄筋のピッチというような基本仕様をはじめ、構造体に付帯する金物や石膏ボードの使用方法、床合板への釘の打ち方等、大変細かく、そして多くの指定があります。
これも耐震性に拘り「安心」「安全」を優先するためのものなのです。
そして必要な構造計算は、構造材を提供して頂いておりますプレカット工場とLIXI高性能住宅設計センターが2重でチェックを行っており、万一地震により倒壊した時には建替え費用の2分の1の費用を補てんするという仕組みも持っており、耐震補償に関しても補償書を発行しています。
大半の工務店・ビルダー・建売会社等が行う"経験"とか"勘"というものとは比較にはならないですネ!
いえ、比べないでください(@@)

私自身、現在の耐震性能の構造を取り扱うようになって、色々な建築家の話も聞きましたが、大半の建築家(設計士)が口を揃えて「こんなに太い梁が要るの・・・?」とか、耐力壁・筋交の多さに驚かれているのを目の当たりにし、「それだけ耐震性に関してはまだまだ意識が低いなと思うとともにこれは結構重要なことだな!」と感じました。
2011年の東日本大震災以降、特に地震に対する対策に注視される人々が増えて来たと言いますが先の熊本地震では耐震等級2の建物の倒壊も確認されています。
やはり耐震等級は最高等級の3を基本にするべきだと思うし、制震ダンパー等を採用し、万が一の時に強い揺れから耐えることが出来る住まいを提供しなくてはいけないと思う。
更には、その上の等級が有っても良いのではないかとも思うのです。

少しでも耐震性に優れた住まいを提供することがKino-izmの目指すところで自分自身ももっともっと勉強しなくてはいけないと痛感しております。
アナタも家を建てるときは構造計算のされた耐震等級3の住まいを建てて下さいね!

写真はHouzz日本版ユーザーより2016年人気写真ベスト10(廊下部門)に選ばれた大和の家・Ni様邸
違う角度からのものです。
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ほな、また、、、
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