奈良で快適な家を建てる

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全国のKino-izmファンの皆様
こんにちは☀
一週間ぶりのブログ更新ですが、皆さん、夏休みは終わりましたか?
今日から仕事という方も多いと思います。
私は近場の温泉やエキスポシティー等、休日を満喫しております(^^)
で、弊社は明後日17日(木)から通常の営業となります。

さて、、、
住まいの断熱性能について、いつも訴えていることなのですが、休日の間の日中、家に居ると我が家は大変快適です。
先日も親戚が来た際、「エアコンが入ってるような冷房の冷たさがないのに、快適、爽やか・・・」といわれました。
さらに、「うちの家なんかどれだけエアコンつけても冷えへん・・・」と。
その住まいはそれほど築年数の古い住宅ではないと思うのですが・・・
ちなみに我が家は28度設定で24時間エアコンを稼働させています。
この状態で先月と今月の電気代を比べると約700円程度上がっているだけ。
如何に省エネであるかということなのですが、一般の断熱性能の低い家で同じように24時間エアコンつけっぱなしにすると、折角のエアコンによる冷気が家の隙間から外気と入れ替わり中々適温にならないでとんでもないほど電気代も上がると思われます。
そこで次のグラフをご覧ください。
dannetsuseino160816_600.jpg
この資料は専門雑誌の一部なのですが、次世代省エネ基準といわれる平成11年に決められた基準をクリアしている住宅はたった5%なのです。
2020年にようやく日本でも省エネ基準が建築基準法で義務化されますが、その基準もこの次世代省エネ基準レベルといわれています。
でもこの基準レベルの家でいいのでしょうか?
この次世代省エネ基準というものは既に17年も前に決められた基準なのです。
それを2020年に義務化するということなのですが、これは最低基準のことであり、「この基準にすれば快適ですよ」ということとは全く違うということを理解しておかなくてはいけません。

住まいづくりはその人の生涯で一度か二度と言われるビッグイベントです。
それが、数年後に迫る建築基準法改正による省エネ基準義務化を目前として、しかも法改正を知りつつ従来の低レベルの断熱性能の家を提案されるというどうにも悲しい現実に巻き込まれる時が来るであろうと思うと私は残念でなりません。

良心的な工務店であれば数年後に建築基準法以下のレベルのものを勧めるということなど無いと思うし、あってはならないとも思う。
しかし現実問題として、「2020年迄なら今のままで建てれますよ!法改正されると今まで以上に仕様を上げる必要がありコストも上がります。」という如何にも自分が正しいかのようなトークをする営業も出てくるでしょう。
実際、平成15年に24時間計画換気が建築基準法で義務化された際も駆け込み申請で「いまなら24時間換気システムを付けなくても建築確認の取得ができます」と契約を急かした工務店・建売業者が横行していました。。。

そんな悲しい現実を掴まされないためにも家を建てる施主自らがもっともっと勉強する必要があると思います。
業者の言いなりにならないよう、断熱性能と気密性能、そして換気性能は切っても切れない関係であるということを理解する必要があるのです。
少々熱く語りましたがお解り頂けたでしょうか???

今の基準で建てた住まい、2020年以降は基準法以下、ようするに既存不適格となることもお忘れなく!!!

ほな、また、、、
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