高気密な住まいは快適デス!

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日もアッという間に慌ただしい一日が終わろうとしています。
っていうか、2月に入りました。
今年も残すところあと11ヶ月(爆)

さて、、、(^^;;
今日は王寺町・Syuheiクンの家で気密測定を行いました。
前回、高取町・Nm様邸でC値0.4という結果でしたがもう少し性能を上げることが出来るという施工のコツが解った所が有り、それを今回試してみました。

結果発表の前にC値とはどういうものかをご存じない方に少し説明を!
気密測定とは・・・
気密性能は、断熱性能と並んで快適な住まいを手に入れるには大変重要な項目です。
断熱性能だけ高くてもダメだし、気密性能だけ高くてもダメ、両方の性能が高くてようやく快適な住まいになるのです。
その気密性能とは・・・家の隙間の大きさを表す性能のことです。

この気密性能をC値という数値で表わします。
このC値ですが、〇cm2/m2と表現し、家の床面積に対してどのくらいの隙間があるのかを知ることができます。
C値にはJISで定められた測定方法があり、その測定によって隙間の大きさを出すことが出来ます。
建物の気密性能を確保する目的に、「換気経路を計画しやすくする」という目的があります。
家に隙間がありスカスカであればあるほど、汚れた空気を換気で排出した分の新鮮空気がどこから入ってくるのか読めません。その「曖昧さ」が「自然」という言い方もあるかもしれませんが、不必要なところから新鮮な空気が多く入ってくるのであれば、住環境が不快になる可能性もあります。極端に言いますと、換気しているすぐ脇に大量の空気が侵入する隙間があると、そこだけで空気が循環し、家全体の空気が計画通りに循環せず、リフレッシュすることにはならないのです。

また、住宅業界では「1時間あたり建物の気積の半分を換気しなさい」と言われてます。よく換気量0.5回というのがこれにあたり、これはVOC対策を根拠に設定されているとのことです。
このような理由からも、気密の性能を上げる事がいかに大切かという事もお解りいただけるかと思います。

他にも、
冷暖房熱費の削減・・・隙間から室内の快適な空気が外部に逃げるのを防ぐ為、短時間のエアコン稼動で、暖かい部屋は暖かいまま、冷房された部屋は涼しいままの状態が長く持続します。
外気の進入を防ぐ・・・梅雨時の湿度の高い空気や、真冬の過剰乾燥した空気、真夏の熱風などの不快な空気の進入を防ぎ、カビやウィルスの繁殖を防ぎ快適な室内を保ちます。
結露の防止・・・室内の温度が外気温の影響を受けにくいので、室内だけでなく壁内の結露も抑制します。
L1130969-1_600.jpg

それでは測定結果をお知らせします。
なななんと、、、
C値0.2cm2/m2(測定表示は小数点第3位四捨五入)、計算上0.197cm2/m2
L1130986-1_600.jpg
総相当隙間面積の欄をご覧ください。
αA=32cm2と記されていますが、この数字は建物全体での隙間の合計が32平方センチメートルということで6センチの正方形以下というとっても小さな隙間しか無いということなのです。
隙間が少ないということは熱の出入りが無くエネルギーのロスが少なくなるばかりではなく、結露防止など日状の様々な悩みを解消してくれます。
数値の差はノウハウの差、技術の差なのです。
「断熱性能+気密性能=快適な住まい」なのです。
如何ですか?
こんな工務店と家づくりをしてみませんか!

ほな、また、、、
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