気密測定

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全国のkino-izmファンの皆様
こんばんは☆
昨夜は爆弾低気圧で我が家の周辺も突風が吹きビックリしました。
予めベランダの椅子テーブルや、植木を仕舞っておいたので事なきを得ました。
ただ、雷の稲光や突風の音にはMomotaroがすごくビビってしまい中々寝る事が出来ませんでした。
っちゅーことで今日は少し寝不足気味(^^;;

で、現場は、、、
奈良市・Iw様邸、外壁の工事も残りわずかです。
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今日は気密測定の日、
ある工務店の社長は「全棟測定しなくていもわが社のC値は把握している」とか、
「全棟やらなくても同じ仕様なんだから、そんなに性能が変わる事ないでしょ!」とか、、

おいおい、そんなことは無いですゼ!
いくら同じ仕様で建てていてもそれぞれ間取りも違えば、床面積も違う。
真四角な家もあれば凸凹の多い住まいも有るのです。
同じ仕様で建てていてもそれぞれ測定してみると異なる場合があって当然のことです。
住宅は工業製品じゃありませんからね!

ということで、Kino-izmでは全棟、その都度、気密測定を行っています。
今回は、3度の測定を行いました。
その理由は、1回目の測定値があまりにも悪くC値
1.5、
悪いと言いましても、一般の住まいよりは遥かに良いのですが、通常0.8~0.4あたり、目標値を0.5としているKino-izmにとっては大変なことです。
ましてや1.0が切れていないなんて!というような思いで、皆で、どこから空気が漏れているか確かめたところ、キッチン用の換気扇ダクトに塞がれていたシールが外れてしまっていました(汗)
測定士の小野寺さんの言葉をお借りすると
「通常、ダクトのシールが剥がれていたら測定不能となるケースがあります」とのこと。
つづけて、、、
「そんな状況で測定できるとはすごく気密が高いと言えます」と。

改めて測定し直しましたところ、数値は0.8、
再度ダクトやスリーブの貫通部分を見て回り、3度目の測定で0.7という数値が出ました。
日ごろ、目標値0.5としているKino-izmでは少し課題の残る結果となりましたが、改善策を考える必要がありそうです。
0.7という数値は決して低い数値ではありません。
むしろ高気密住宅といわれる部類に入るもので、全国的にもトップグループの仲間入りが出来る数値なのです。
1.0も0.5も五十歩百歩という人も居ますが、私は「そんなことはない」と思う。
やはり築後、長い年月でここに住まう人にとって、快適な空間を永遠に維持するためにも、工事中に我々がシッカリと汗を流し少しでも良い住まいを建てないといけないと思う。
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ほな、また、、、
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