外断熱?or内断熱?

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は朝から次のようなお問合せが有りました。
「ただいま、住宅を建てようとしていて、どこの工務店(ハウスメーカーも含めて)で建てれば良いか考えているんですが、外断熱と内断熱(充填断熱)とではどちらが良いのでしょうか?また、どちらがコストが高いのでしょうか?」
という問合せでした。

住宅業界では「外断熱が良い」とする業者と「内断熱が良い」とする業者とに分かれています。
どちらも良い部分もあります。

Kino-izmの結論は、、、
当初、外断熱を取り入れた住まいをお勧めした経緯、それは結露でした。
1998年に独立し、サラリーマン時代に担当したお客様から
「木野さん、独立したのならうちの家、リフォームしてくれませんか!」という問合せが何件もありました。
内断熱で建てた築10年足らずの大切なお客様の築浅な住まいを見せて頂くと、壁体内結露が起こり、躯体が腐っているのを目にしました。
真面目に建ててきた住まいが1件だけではなく何件も・・・なのです。
「何故だろう?」
「どうすればこの結露が起きなくなるのだろう?」
そんな事を昼夜問わず考えていたのを今でも覚えています。
丁度インターネットが普及しはじめ、パソコンの前に座っているだけで全国の情報を手に入れる事が出来るようになってきたころでした。
そこで目に付いたのが外断熱だったのです。
外断熱は建物の躯体をスッポリと覆ってしまう為、結露の影響を受けにくいという事も解り、外断熱の勉強をして、その後、沢山の住まいを建てさせて頂きました。
内断熱の住まいよりも気密も取りやすく快適な住まいをつくる事が出来ました。
私の住まいも5年前に外断熱で建てたのですが快適です。。。
でも、この快適性でもっと光熱費を少なく出来ないものかな・・・と考えるようになりました。
断熱性能を上げれば良いのですが、躯体の外の断熱材の厚みを増すには限界が有ります。
なので、壁体内に充填する内断熱を外断熱と併用し、断熱材の厚みを増やすこととしました。
今では、外断熱と内断熱の両方を兼ね合わせたダブル断熱を標準仕様としています。
あ、標準仕様というと何かオプションが有るのかなと思われますが、Kino-izmの住まいは全てダブル断熱、ただひとつの仕様としています。
今日のお問合せの方にも「ダブル断熱が良いですよ!」とお勧めしました。
しかしただ単に断熱性能が高いだけではなく、気密性能も高くなければいくら断熱性能が高くても隙間だらけで、断熱の性能を十分発揮する事が出来ません。
Kino-izmでは全ての住まいで気密測定を行っており、高気密とされる基準「隙間相当面積(C値)1.0」を遥かに上回る0.5を目標値としており、全ての住まいで気密測定を行っております。
現在、県下ではまだまだ、ダブル断熱の住まいを建てている工務店は僅かだと思います。
しかも全棟気密測定を行っている工務店は数社位?、いや、もしかしたらKino-izmだけかも知れません!
中にはオーバースペックだと言う工務店もあります。
しかし私はオーバースペックだとは全く思っていません。
むしろまだまだ性能を上げれないものかと研鑽しているところです。
まだまだこれからも進化し続けてより良い住まいを1件でも多くの方にご提案できるようになりたいと考えています。

如何ですか!
こんな私と家づくりしませんか?!

写真は、今日の現場
三郷町・M&H様邸
足場を解体し外観が全景見れるようになりました。
L1110120_600.jpg

明日12日から16日迄夏季休暇です。
皆さまも良い休暇をお取り下さい!

ほな、また、、、
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